建築家・伊東豊雄さんの著書『子ども建築塾』(LIXIL出版)の表紙画をモンドが担当しました。 


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伊東豊雄 『子ども建築塾』(LIXIL出版) 
定価:2,300円(税別) 
2014年12月25日発行 

著者:伊東豊雄、村松伸、太田浩史、田口純子 
対談:鷲田清一、為末大 

イラスト:奥村門土(モンドくん) 


——よく生きるための想像力を—— 

2011年4月からスタートした「子ども建築塾」では、恵比寿にあるスタジオを拠点に、 
小学校高学年の子どもたちが一年をかけて建築・街を観察し、学び、模型をつくり、 
住みたい家や街のなかの建築を創造し、提案するという独自の建築教育を行なっています。 
建築家・伊東豊雄はなぜこのような活動を始めるにいたったのでしょうか。 

現在、子どもをめぐる環境や学校教育が直面するさまざまな困難が語られ、 
停滞する社会が子どもの可能性の芽をつみとってしまっているようにも見えます。 
本来教育はそれ自体で完結するものではなく、社会の問題が凝縮する場所であるとも言われます。 
これは翻れば、教育を考えることはあるべき未来の社会を考えることであると言えるでしょう。 

「いま僕にとって一番楽しい時間」と伊東が語る子ども建築塾の実践と成果を紹介しながら、
創造教育の可能性について考えていきます。 



著者について 
伊東豊雄 1941年生まれ。建築家。伊東豊雄建築設計事務所主宰。 
作品=せんだいメディアテーク、多摩美術大学図書館、2009高雄ワールドゲームス メインスタジアム、他。 



LIXIL出版