12月6から12月15まで、今年もお世話になってる大名のギャラリーBEMで『奥村門土展』〜にゃーにゃーにゃー〜開催しました。
BEMは1階がバーで2階がギャラリーです。
今回は絵の量が過去最高に多い!しかも猫だらけ。この一年、黒猫同盟のレコードジャケットやボギー家族のCDジャケで猫の絵を描く仕事が多かった門土にふさわしい展示です。
初日のオープンとともに買いたい絵に狙い定めたお客さんがありがたいことに何人も来てくれて小さな猫の絵たちが初日からよく売れていきました。
行きたいけど今回はお仕事忙しくていけない…と言っていた東京のayataniさん、来てるじゃん!!!そして今年も絵を買っていただきました。SNSで個展の様子見てたら絵を生で見たくなり居ても立っても居られず飛行機に飛び乗ってきたそうです笑。ありがたい。
この日は12/8でジョンレノンの命日。
会場でのボギー家族ライブは「Happy X'mas(war is over)」も歌ったり、昼の部も夜の部も和気あいあいでした。門土の絵たちを背に演奏するのはこの空間だけ。個展が終わればこの絵たちは日本中に旅立っていきます。
終わりがけにたまたまふらりと飛び込んできたお客さんが「この絵はすごい!出会いだ!買います!!」と門土渾身の「緑のまる」を購入された。この作品は吸い込まれるような不思議な魅力があり、たくさんの人を惹きつけていた絵のひとつ。
『奥村門土展』4日目、門土がまた小さくて細かくてカワイイ絵をチマチマと描きました。
この絵も完成した瞬間に即売れてしまいました。この絵は最近の中でも傑作なのでは?
この絵を買ってくれたのはボギーとベイビーのデザイン科の短大時代からの良き友人です。彼女は毎年なにかしら門土の絵を買ってくれます。今年彼女が一目惚れした絵は少々値が張るのですが「アタシがもっと働きゃいいだけでしょ」と相変わらず気持ちいい人間です。
『奥村門土展』5日目、この日はボギーが休みで門土が一人で在廊。
BEMの1階はスパイスウイスキーのBARなので門土もお酒を飲んだりしたようです。
『奥村門土展』6日目、最初のお客さんはオクムラユウスケ家族!本日の新作「恋」をご購入!ポーポー軒に飾られるのかな?ありがとうね。
最近門土の似顔絵屋さんで多いのは猫や犬の絵のご依頼。とくに亡くなってしまったペットは写真だと見るのもつらいけど、絵なら額に入れて飾って毎日見ていられる。という方が多いです。絵の中で生きてるペットと再会できたと涙する方も。門土は動物の毛並みを描くのが本当に上手い。
針の落とし場所も回転数もフェーダーも分からない門土が試行錯誤しながらあたふたレコード回す姿をみんなで温かく見守る会になっててめちゃくちゃ面白い。
初DJで自分がジャケットデザインしたレコードに針を落とすってどんな気分なんでしょう?
初DJで自分がジャケットデザインしたレコードに針を落とすってどんな気分なんでしょう?
ボギー、佐野さん、ashiraくん、江良さんなど、レコード持って来た人が次々とかける。談話しながら酒を飲むゆるくて楽しい会でした。
今日は音楽仲間のペペ伊藤がこの絵を買ってくれました。彼は毎年門土の絵を一枚買ってくれます。今年は「母にもプレゼントする」と2枚も買ってくれました。
『奥村門土展』8日目、女性のお客さまがぽろぽろ泣きながら「この絵を買います!」と、この「秋空」という絵を見たらなぜか涙が溢れてきたという。そんな方の家に絵を飾ってもらえるのはとても幸せなことですし、描いた門土もかなり嬉しそうでした。すごいな絵って。
絵は毎日売れていきます。
『奥村門土展〜にゃーにゃーにゃー』いよいよ最終日です。大阪から居ても立っても居られないとたいがーくんがきてくれました。そして「市場」を購入。
クロージングのボギー家族ライブはお客さんもたくさん、門土が描いた猫の絵たちをバックにやっぱり黒猫同盟とのコラボライブから生まれたこの曲「にゃーにゃーにゃー」を歌いました。いまやボギー家族ライブの盛り上がる定番曲に。
今回の『奥村門土展』で門土がいちばん愛着を持ってた絵がこの「牛乳」と「珈琲」の連作で、できればこの2枚はセットで買ってほしいと願っていました。
期間中何人もの人が買うかどうか悩んだこの2枚を、最終日の最後に門土の保育園時代の先生がスパーン!と買ってくれました!ドラマティック!!
もし売れ残ったら鹿子さんが20回ローンで買うと言っていたので売れてがっかりしてるのか?それともホッとしてるのか?笑
『奥村門土展』の10日間が終了しました。毎日いろんな人がBEMに来てくれてもうそれだけで充分に嬉しいことなのに、絵もたくさん買ってもらえて、ここに飾ってる半分以上は新しい家に迎えられます。
門土にとって今回の展示会は感じることがたくさんあったんじゃないかと思います。