何から言葉にして語れば良いのだろう。
俺たちが毎週毎週バカやって遊んでる場所、おかしな企画やったり酒飲んで踊り狂ったり、お客さんが数人しかいないフロアで転げ回って歌ってる、そんなハミダシ者たちのライブハウス「ブードゥーラウンジ」にキョンキョンが立っている。子供の頃から見続けてきた大スターのキョンキョンが、俺たちの遊び場に降臨している!
2023年1月13日「ボギーだョ!全員黒猫」
夢みたいなことが現実になった奇跡の一日を、あの日の目撃者たちは一生忘れないだろう。俺なんか死ぬまできっと自慢し続けちゃうもんね!
ことの経緯をざっくり簡単に説明しよう。
遡ること10年前。2012年のサンセットライブに小泉今日子さんは出演していた。「あなたに会えてよかった」と「木枯らしに抱かれて」から始まったその日のライブ、なぜその2曲から始まったかの理由を知っているのは小泉さんとベーシストのウエケンさん、そして客席側から大興奮で見ていた俺とベイビーの4人だけ。
その夜から十月十日後、ベイビーは女の子を出産した。
小泉今日子さんから一文字もらい「今」と名付けたその子は1才すぎからもうステージに立ち、家族はそのまま「ボギー家族」というバンドに変貌していく。
俺たちが毎週毎週バカやって遊んでる場所、おかしな企画やったり酒飲んで踊り狂ったり、お客さんが数人しかいないフロアで転げ回って歌ってる、そんなハミダシ者たちのライブハウス「ブードゥーラウンジ」にキョンキョンが立っている。子供の頃から見続けてきた大スターのキョンキョンが、俺たちの遊び場に降臨している!
2023年1月13日「ボギーだョ!全員黒猫」
夢みたいなことが現実になった奇跡の一日を、あの日の目撃者たちは一生忘れないだろう。俺なんか死ぬまできっと自慢し続けちゃうもんね!
ことの経緯をざっくり簡単に説明しよう。
遡ること10年前。2012年のサンセットライブに小泉今日子さんは出演していた。「あなたに会えてよかった」と「木枯らしに抱かれて」から始まったその日のライブ、なぜその2曲から始まったかの理由を知っているのは小泉さんとベーシストのウエケンさん、そして客席側から大興奮で見ていた俺とベイビーの4人だけ。
その夜から十月十日後、ベイビーは女の子を出産した。
小泉今日子さんから一文字もらい「今」と名付けたその子は1才すぎからもうステージに立ち、家族はそのまま「ボギー家族」というバンドに変貌していく。
「あなたに会えてよかった」と「木枯らしに抱かれて」のせいで生まれた子供がいるという話は小泉さんの小耳にも入っており、いつかチャンスがあればご本人に会える日が来るかもしれない!という期待を淡くは抱いていたのだが、まさか10年後こんなすごい事になるとは思わなかった...。
だってブードゥーラウンジのステージでキョンキョンと今ちゃんが並んで歌ってるんだよ!!!しかも歌ってる曲はあの日歌ってくれた「木枯らしに抱かれて」だよ!!!!!
君は奇跡を信じるかい?
昨年の春、ついにボギー家族は小泉今日子さんと初対面をした。そのとき手渡したボギー家族のCDと鹿子さんの本「ブードゥーラウンジ」。そして門土が描いた黒猫の絵はいま小泉さんの自宅に飾られている。
だってブードゥーラウンジのステージでキョンキョンと今ちゃんが並んで歌ってるんだよ!!!しかも歌ってる曲はあの日歌ってくれた「木枯らしに抱かれて」だよ!!!!!
君は奇跡を信じるかい?
昨年の春、ついにボギー家族は小泉今日子さんと初対面をした。そのとき手渡したボギー家族のCDと鹿子さんの本「ブードゥーラウンジ」。そして門土が描いた黒猫の絵はいま小泉さんの自宅に飾られている。
2ヶ月後、渋谷のJINNAN HOUSEで開催した「奥村門土展in東京」会場に小泉さんが来てくれて、ボギー家族と小泉さんの親交が公のものとなり、ボギー界隈の仲間たちの間で「え?なんでボギー家族とキョンキョンが!?」と話題騒然となる。
実はそのひと月前、ウエケンさんと小泉さんから突然電話がかかってきて「黒猫同盟とボギー家族でなにか面白いことしましょう。福岡のブードゥーラウンジと広島のヲルガン座で!」という腰を抜かすような話をいただいていたのだ。秘密裏で進めていたイベントは「ボギーだョ!全員黒猫」というタイトルに決まり、半年がかりで企画を温めてきた。ウエケンさんから「発表するまで絶対だれにも言っちゃダメだよ」と釘を刺されていたが、酔っ払って何人かにはポロッと言ったと思う。嬉しすぎて。
だから、この日のライブはいろんな出会いや偶然の積み重ねから生まれた結晶なのだ。
オープニングからドリフをパロディにした演出で小泉さんが飛び出してきた瞬間「うわーっ!!ほんとにキョンキョンだー!!!」と湧き上がる歓声。会場はフロアと天井がでんぐり返るほどの盛り上がり!あちこちから「おめでと〜!」とか「ボギーありがと〜!」の声援も飛んできた。
こんな至近距離でキョンキョン見れること無いもんね。お客さんたち目一杯の笑顔と潤んだ瞳。
「ボギーだョ!全員黒猫」のコンセプトは人間ひとり黒猫7匹による「ボギー家族と黒猫同盟」という名前の合体バンド!お互いの曲を一緒に演奏できてめちゃくちゃ嬉しかった。だって「バカになりましょう」や「星のOHAKA」、自分の曲をキョンキョンがあの声で歌ってくれるんだもん涙出るほど感動するよ。
VJドクガーくんの映像演出も素晴らしくて、歌やコントにあわせてたくさんの仕掛けで彩ってくれた。
撮影はカメラマン橘ちひろさん、最高すぎる写真だらけ。受付と会場整理は鹿子さんと楢崎くんに助けてもらったり、いろんな仲間たちの支えもあってやりきれた公演だと思う。
歌あり、トークあり、コントあり、合唱団や早口言葉まで、とにかくやりたいこと全部ぶち込んでのありえないやりすぎ演出の数々!
マイケルジャクソンまで飛び入りしてもらったからねw
大スターのキョンキョンによくあんなことさせたなボギー!と皆さん思ったろうけど、あれはキョンキョンだからこそやってくれたんだと思う。懐の深さ無限大!!!!
ウエケンさんも渡辺シュンスケさんもノリノリでやってくれた。
ウエケンさんとはかれこれ10年くらい東京で「東京ノントロッポ」というバンドを一緒にやっているし、酒飲み友達でもあるし、面白くて優しくて大好きな先輩だ。今回の話もぜーんぶウエケンさんのおかげである。
鍵盤奏者シュローダーヘッズの渡辺シュンスケさんともやはり10年前に面識があり、キャナルシティでモンドが似顔絵を描いてたりなんだか不思議な縁である。
この10年間に置いてきたいろんな布石がこんなカタチで繋がるとは。まさに祝福の宴!ともいうべきあたたかい空気に包まれて本編終了。当然巻き起こる大アンコールの嵐!!!!!
今回は黒猫同盟のツアーなんだけど、アンコール用に小泉さんに恐る恐るリクエストしていたのだ、今ちゃんが生まれるきっかけの歌「あなたに会えてよかった」を。
キラキラ輝く星でいっぱいのなか「♪思い出が星になる〜」のとこ、泣いた。今ちゃんが後ろから俺に抱きついてくれてて、たぶん俺、世界でいちばん素敵な恋をしたね。
最後はこの日のためにボギーが作ったエンディングテーマ「にゃーにゃーにゃー」という歌。この曲だけお客さんも撮影OKの許可をもらった。
「撫でてごらんよ 独りぼっちじゃないってことを 感じながら 生きる世界はあたたかい」って歌詞の部分が気に入ってるんだけど、その前の「野良猫ガッツで頑張ろう!エレガントお上品!」の掛け合い部分が面白すぎてみんな歌詞入ってこなかったろうなあ。ま、いっか!
お客さんたちの興奮と熱狂がとぐろを巻いてブードゥーラウンジの天井を突き破りそうなくらいの大喝采を浴びながら、昼と夜の2ステージを終えたボギー家族と黒猫同盟はふらふらで楽屋に転がり込んだ。
そんなわけで、ツアー初日のブードゥーラウンジ公演は昼の部、夜の部ともに大団円!どちらも2時間のボリュームだったもんでリハから入れたら5時間もステージ上で大騒ぎしてたことになる。そりゃみんなクタクタになるよね。 (写真は、昼の部と夜の部の幕間に階下のmusic bar JAMでぐったりする面々)
幸せな気分に目一杯包まれていた俺は、友達がこの日のために作ってくれた特別なラベルのシャンパンのコルクを3本抜いてみんなに振舞った。
ハードなステージをやりきった終演後のフロアで俺たちが浮かれてサインしたりみんなと乾杯したりしてる間、ひとりで黙々と楽屋を片付けてくれている小泉さんの姿があった。誰よりも気が利いて、誰よりも早く気づいてサッと動ける小泉さんの姿は本当にかっこいい。しかもその後フロアに出てきてみんなと乾杯したり話したりサインに応えたり、気さくすぎる大スターキョンキョンにもうみんなすっかりメロメロだ。
(サインもらって嬉しさのあまり発狂する人々)
大スターである以前に普通の感覚をちゃんと持った人であり、それでいてみんなの大スター「小泉今日子」であり続ける。これは誰にもマネできることじゃない。
ボギー家族と黒猫同盟の打ち上げはこぢんまりとしたボギー行きつけのお店で盛り上がった。俺たちは美酒に酔いしれた。特に俺とウエケンさんとシュンスケさんはへべれけであった。まだまだ飲み足りず、仲間たちが飲んでる居酒屋ウエストにウエケンさんとなだれ込んだ。そこではキョンキョン熱で大いに酔っぱらったバカチン共が大歓迎で迎えてくれた。翌日は朝から広島出発なのに、4時くらいまで飲んでしまった。幸せすぎる夜はいつまでも終わりたくない。
1月14日、広島ヲルガン座。
寝坊した...。
ボギー家族号にセガールさんも乗せていざ広島へ。黒猫チームは新幹線で現地集合。
広島ヲルガン座も大好きな場所だ。それは店主のゴトウイズミが絶大に信頼できる友達だからだ。小泉さんともきっと通じ合えるだろう、そんな確信があった。(ヲルガン座に行こうと小泉さんを誘ったのはウエケンさん)
福岡でリハはみっちりやってたので、ヲルガン座ではサクッと軽めのリハ。ドリフ的演出のコントも早口言葉も今日は無し。本当はやりたいのだけど、会場が狭くて物理的に無理なのだ。少しでもたくさんのお客さんに見てもらえるようイレギュラーなステージ配置にしており、最前列のお客さんは手を伸ばせば触れる近さにキョンキョンがいるというものすごい状況だ。最前列だけチケット2万円にしても安いくらいの超プレミア席である(実際は6000円!)。
運よくチケットをゲットできたお客さんは限定50人。とにかく会場全体の距離が近くてアットホーム。みんな黒着てたし賑やかな法事みたいだった(笑)。俺はビールを飲みながら、黒猫3人はウイスキーを飲みながらのリラックスした演奏。生ピアノだし、トークも長めでワイワイ話しながら曲順もどんどん変更していったんでライブ感や一体感を味わえたと思う。やっぱりヲルガン座は雰囲気さいこー!
この日は「あなたに会えてよかった」から「木枯らしに抱かれて」を2曲続けて、あの日のサンセットライブと同じ順番での演奏となった。最前列のお客さんたちが涙拭ってるの見えたし、自分もなんだか視界が潤んでしまう。でも「あなたに会えてよかった」の大事なとこで小泉さん歌詞間違えて笑ってしまい、「木枯らしに抱かれて」では門土が演奏まちがえてこれまた小泉さんのツボにハマってしまう。笑いの絶えない2時間だった。
ブードゥーはブードゥーの、ヲルガン座はヲルガン座の、それぞれ違うショーになったと思う。見れた人は本当にラッキーだったねー。
終演後はそのままヲルガン座で打ち上げをした。
すっかり打ち解けて渡辺シュンスケさんとも「シュンちゃん!」「ボギー!」と呼び合う仲に。子供たちとシュンちゃんがステージのピアノを弾いたり、あんな話やこんな話で盛り上がったり。
夢のようなことが夢じゃなくなったツアーがあっという間に終わってしまった。
「はぁ〜、終わっちゃった〜。さびし〜」って声を漏らしたら小泉さんが「またやればいいじゃん!やろうよ!」ってすかさず言ってくれて、嬉しさのあまりそのまま天に召されるかと思うほど胸いっぱい。
そっか、勘違いしていた。小泉さんとボギー家族の10年ががりの物語はこれでエンディングじゃないのか。第一章、完!ってことで、これから第二章が始まるのかもしれない。
広島でのライブ中に小泉さんがこんな素敵なことを言ってたよ。
「今、自分がしてることが、どこかで奇跡を生んでいると思えば、すごい幸せだよね!」
まさにそうなんだ。奇跡って気づかないうちに生まれたり与えたりしているものなのだ。本当はあちこちに奇跡は転がっていて、たまたま拾えただけなのだ。奇跡や幸せに気づける(もしくはたぐり寄せる)才能ってのもあるかもしれない。
君は奇跡を信じるかい?
とにかく、美しい宝物のような時間をいただいた。
小泉さんのような気高い魂を持った人と何かを作れたという経験を胸に、もっともっと自分も人として精進しようと思った。音楽にしろ、アートにしろ、映画やお笑いや演劇にしろ、エンターテイメントや芸術はそういう美しい時間を誰かに与えることができる仕事なのだ。
あなたに会えてよかった。
と、誰かに言ってもらえるような生き方をしよう。
そして今ちゃん。生まれてきてくれてありがとう。
※こちらは、後日配信したYOUTUBE「居酒屋ボギー〜KYON2に会えてよかった〜」です。さらに詳しく想いを語ったり、ボギー家族で演奏したりしてます。超濃厚な3時間!よかったらご覧ください。