2016年09月
「夏休み!ボギー家族ツアー@六本松番外編」レポ!
ラクレットというお店で夏休みの家族ツアーの打ち上げライブをした。
ラクレットはとても可愛いカフェ&バー、雑貨のお店。
ラクレットの長谷川さんご一家とは、満月堂という居酒屋のレセプションパーティーでたまたま相席したことをきっかけにお付き合いが始まったのである。出会いって面白い。

ラクレットの名物はこのラクレット!野菜などにチーズをとろーりとかけた料理で、これがまたワインに合う!
今ちゃんはチーズの匂いが苦手みたいで「くちゃい!くちゃい!」って鼻にティッシュ詰めてたけど(笑)。
ライブ前なのに、夫婦でワインを一本空けちゃった。

さあ、今夜の家族ツアー打ち上げライブでは山のような量の物販と家族のプチ原画展も展示した。

18時からモンドの似顔絵屋さん開始。


めちゃくちゃ派手な柄のシャツも見たままに一生懸命描くモンド。

すっげーーー!!!!

テンちゃんも今ちゃんも似顔絵描いた。自分のおやつ代は自分で稼ぐ逞ましい子供たち(笑)。
似顔絵屋さんの間に、集まったお客さんにお土産を配った。フジロックで配布された清志郎ゴミ袋だ。みんなめちゃ喜んでくれた。
うまい棒食い当て大会やみんなのあだ名付け大会も盛り上がった(笑)。
ボギー家族ライブ、いよいよスタート。
曲によって子供たちが代わりばんこに乱入してくる。今ちゃんもこのツアーの間にすっかり歌覚えちゃったもんだから、いっしょに歌ってくれる。
「ミュージシャンの歌」は子供たちと歌った。
このひと夏で家族バンドはぐんと成長してて、ほんとに今しかできないライブがやれてる。それをたくさんのお客さんに見てもらえて嬉しかった。まさに総決算ライブって感じ。
急な告知だったわりには予想以上にたくさんのお客さんが来てくれたし、会場の雰囲気も、お客さんの空気も、すごく温かかいものに包まれていた。
そしてなにより、集まってくれたみなさんのバラエティーぶりも面白い。この夏ボギー家族を追いかけたテレビ番組のディレクターさんたち、近所の飲み屋の常連さん、この縁を繋いでくれた飲み屋の店長さん、モンドのファンのかた、近所の方々、遠くから来てくれた方々、バンドマン、鹿子さん、友達。ひとつの会場にこの顔ぶれが集まってることが面白すぎる。
そんなみんなで踊ったタコ踊り(笑)。
アンコールで「楽しい一日にありがとう」を歌ったあと、「これにてボギー家族の夏休みは終了でーす!」と言ったら降り注ぐような労いの拍手をもらった。
感謝と愛情がたっぷり詰まった夜。
ライブ後そのまま眠ってしまったテンちゃんに1円玉を無数に貼りつけるいたずらをするモンド(笑)。
ママさんがみんなに料理とワインを振る舞ってくれて、そのまま打ち上げに。甲府のロジェックくんのお父さんも合流し、この地域の歴史の話など、面白い話を山ほど聞いた。
ワインを呑みすぎた俺は、この写真を撮ったあと、玄関で今ちゃんと寝潰れてしまっていた。
楽しい打ち上げはなんと深夜2時まで続いたようだ(笑)。
バーニーズニューヨーク六本木、モンドの描いたニューヨーク。
【モンド今日の絵・2016.9.13】トレイシー・ローズ
『夏休み!ボギー家族ツアー2016』レポ(最終章)愛媛サーカスbarワニとサイ編。
8月22日。
一ヶ月に渡って全国各地を巡った「夏休み!ボギー家族ツアー」はいよいよ四国に渡り愛媛編で最終日!瀬戸大橋を渡るときってなぜかテンション上がる!
会場は道後のサーカスBARワニとサイ。
なぜワニとサイなんて名前かとたずねると、隣りが伊佐爾波(いさにわ)神社だから逆に読んで「ワニとサイ」(笑)なるほど。
ワニとサイはまるで絵本の「ミッケ!」みたいな店内。
面白い人が続々と集まる場所みたい。
さすが愛媛、ウエルカムポンジュースいただきました!
趣味でカレー作ってるというお兄さんが出店してるカレーもめちゃくちゃ美味かった!それにしても今回の旅、いろんな場所でいろんなカレーを食べたなあ。
昼の部、モンドくんの似顔絵屋さん開始!今日も予約はいっぱい。
こちらは道後でゲストハウスを経営されてるご一家。
この人が面白い出会いだった。群馬から自転車で全国を廻っていた教員志望の若い男の子、松山で自転車パンクしてしまいヒッチハイクをしていたところを、今日の主催の理恵さんがたまたま拾ってそのまま車でワニとサイまで連れて来てくれたのだ。ちょうどひと枠キャンセルが出たのでモンドの似顔絵も描いてもらうという“縁”の人。
愛媛にて最後の1人(この方、みんなからナオミキャンベルと呼ばれてた)を描きあげたモンド!
夏休みのツアーでモンドが描いた人数なんと300人!!すごいぜ!おつかれさん!!
楽しそうな場所がたくさんあったけど、ぶらっと歩いてごはん食べたらおしまい。次はゆっくり来たいな。鯛めしが美味かった!
夜の部、ワニとサイは面白い人がいっぱい集まってる場所、狭い店内にはお客さんがぎゅうぎゅうでものすごい熱気だった。扇風機回ってるけど、汗がだらだらと流れる。ライブの準備をしたいのだが、ステージの椅子に黒猫ちゃんがでーんと座っててなかなか始めれない(笑)。
オープニングは店長さんによるマリオネット、細かい動きでまるで生きているみたいな手作りの操り人形はコミカルさと怖さが入り混じって素敵だった。今ちゃんはまじでびびってたけど(笑)。
続いてボギー家族ライブ。連日2時間弱のステージを歌い続けたボギーの喉はもうボロボロだったが、子供たちが「ミュージシャンの歌」を代わりに歌ってくれてほんとに幸せだと思った。やれることをやる、いちばんシンプルで強い。
今ちゃんもマイクの持ち方がプロっぽくなってきた(笑)。

モンドとテンちゃんが大いに盛り上げ、

ときには静かに音で寄り添い、

家族バンドはツアーしながら日に日に進化していった、新しいアイデアが現場で次々と生まれてはレパートリーに加わっていく。モンドはハーモニカが上手くなり、テンちゃんはリズム感が増し、今ちゃんにはプロ根性が芽生えた。それぞれがしっかりと自分のパートを全うしてくれた。たいしたもんだ。
アンコールの「贈る言葉」では笑顔はじける歓喜のるつぼ!
ワニとサイの狭い店内でむりやり胴上げまでしてツアー最終日を大団円で飾ることができて良かった!
群馬から自転車で全国を廻っていた教員志望の若い男の子が、ライブ終了後、興奮でキラキラした目で「感動しました!僕はボギーさんのような学校の先生を目指します!」って言ってくれたのが嬉しかった。音楽で誰かの人生に影響を与えることができるなんて、それは最高の栄誉だから。
主催してくれた理恵さんは近所でゲストハウスを経営している、理恵さんは家族ツアーの最終地が愛媛になったことをプレッシャーに感じていたという。「ツアーの最後を最高に盛り上げたい!」という熱意を持ってボギー家族を呼んでくれたのが伝わってきてありがたかった。
というわけで、これにて「夏休み!ボギー家族ツアー」は全国18ヶ所、最終日の愛媛を終え堂々の完結~!!!バンザーーーーイ!!!!!
どの町も温かく家族を迎えていただきありがとうございました!今回のツアーはほとんどの会場が初めての場所で、しかもライブハウスじゃない場所ばかりだったのが本当に新鮮で面白かった。いろんな人に出会えて、いろんな経験をさせてもらった。
すべては“縁”で繋がっている。“縁”あって呼んでもらい、呼んでもらった場所でまた新しい“縁”が生まれる。生きることの面白さをギュッと凝縮させたような夏休みだった。
この旅で子供たちは何を感じてくれただろう?今はまだ気付いてないかもしれないけど、彼らがもう少し大人になったとき、きっと気付くだろう。この旅がどれほど特別な旅だったかを。
一緒に見た景色、一緒に食べたもの、一緒に遊んでくれた人、ケンカしたり怒られたり、褒められたり、くたくたに疲れたり、そのすべてが宝石のような思い出になるだろう。
家族は、いつまでも一緒に居られるわけじゃない。家族は決して永遠ではない。 いつかはモンドにも家族ができ、テンちゃんにも今ちゃんにも自分の家族ができる。この5人で共同生活している時間なんてほんの一瞬なのだ。
だからこそ、いまが愛おしい。
いま5人でやれることを、なんでもやってみたい。
わが家はなんだか「家族」という名前の「バンド」みたいなものだと思う。
家族ツアー最終日を終え、帰りの車の中で眠り続ける子供たち。
ほんとによくがんばった。そしてやっぱり今回のツアー最大の功労者はなんと言ってもこの人。一ヶ月間ひとりで全国を運転し、福岡まで無事家族を守りきった人。ベイビーかっこいい。
福岡に戻った打ち上げは、ごほうびお肉(笑)。
モンドはこのツアーでなぜか5円玉をいっぱい集めた。テンちゃんはフジロックのリストバンドを最後まで付けたままだ。このまま学校に行くらしい。かわいいな。
ボギーは今ちゃんとラブラブ...。あ〜幸せ。
また、来年も家族でいろんな場所を廻れたらいいな。子供たちが付き合ってくれる限りはまた家族ツアーやりますので(笑)みなさん、これからもどうぞよろしくお願いします!!
というわけで、全23章に渡って書き上げた「夏休み!ボギー家族ツアー」の長い長いレポ、いかがでしたか?一緒に旅した気分になりましたか?最後まで読んでいただきありがとうございました。
ふぅ。
家族で全国を駆け巡った夏休みが終わり、ほっと一息ついたので、福岡で家族ツアーの打ち上げライブやります!

モンドの似顔絵屋さんも、ボギー家族ライブも、プチ原画展も、もちろんタコ踊りも(笑)、この日は家族ツアーの総集編としてぜんぶやっちゃいまーす。

会場のラクレットは住宅街のなかにぽつーんとあるカフェ&レストランで、以前はantenneって名前のお店でした。

ラクレットとはチーズ料理。こんなとろーりしたチーズが食べれます。

店内は20人も入ればいっぱいのカワイイお店ですのでアットホームにわいわいやりましょう。

『夏休み!ボギー家族ツアー@六本松番外編』
2016.9.16(金)会場:Raclette(ラクレット)
「モンドくんの似顔絵屋さん」
おまちしてまーす!
『夏休み!ボギー家族ツアー2016』レポ(22)岡山サウダーヂな夜編。
8月21日。
ボギー家族ツアー岡山編、岡山に来るのは実に20年ぶりである。ボギーとベイビーがその頃いっしょにやっていた「ひまわり」というバンドで初めて県外ツアーに呼んでもらったのが岡山だった。くわしく話すとThe LOVEというバンドといっしょに、笠岡市の「飛んでいかさフライトカーニバル」という航空ショーの余興として呼ばれたのだが(笑)。そのとき以来の岡山なのである。
今夜の会場は「サウダーヂな夜」というめちゃお洒落なお店!大きな木製のスピーカーもかっこいい。落ち着いた雰囲気の中で昼の部モンドの似顔絵屋さんスタート。
サウダーヂな夜の店長さんと息子さんを描いた。店長さんにはお酒や美味しいごはんをご馳走してくれた上、ホテルまで用意していただき感謝感激。モンドが描いた似顔絵どおりの優しいジェントルメン。
やはりきっかけは「ヨレヨレ」だったと聞く。ヨレヨレすごい!鹿子さんありがとう。
主催してくれたのはテストパターンの村岡さん、そして久しぶりの再会トリレーベルのタナカさん!三人ともすっかりナイスミドル、っていうかおっさん(笑)。
その昔、鳥取のトリレーベルから発売された初期ボギーのディープカオスな宅録音源ベストアルバム「ファンが選ぶ思い出の名曲100選」。まだ在庫が残ってたらしく、タナカさんから20枚ほどいただいた!
ボギーの宅録作品が好きな人にはたまらない狂った40曲入り(笑)、聴きたい方、通販しますよ。1,980円。
似顔絵屋さんに元モアリズムのピストンさん家族がきてくれた。
結膜炎で片目ながらもいい調子のモンド。
同じ中学生くらいの女の子だったり、かわいいお姉さんだったりしても、モンドは照れること無くまっすぐに見つめる。俺が中1の頃なんて女の子の顔、意識しすぎてまともに見れなかったもんだけどなあ(笑)。
モンドに似顔絵を描いてもらった人はかならず「すべて見透かされているような目だ」と言う。それはたぶん、モンドが目の前のものをすべて造形物として見ているからだと思う。人だろうと物だろうと風景だろうと、“そういう形をしたもの”として見ているから、モンドの目で見つめられた人は「すべてを見透かされている」と感じるのかもしれない。
まるで姉妹みたいなかわいいロック好き親子。
今日も予約はいっぱい、たくさん描きました。ありがとうございました!
夜の部は、オープニングに村岡さんとタナカさん、大人のゆるゆるカラオケ大会も面白かったな~。
ボギー家族ライブはツアー17ヶ所目ともあって家族は満身創痍であった。毎日2時間近く歌い続けて来たボギーと、コーラスでいちばんでっかい声で叫び続けてくれたテンちゃんは喉がもうボロボロ、モンドは結膜炎で眼帯、ベイビーは腰痛、今ちゃん寝起き(笑)。それでもやるんだよ!
岡山のお客さんはとてもシャイだったけど、じわりじわりと解きほぐれ、うんこを歌い、タコ踊りを踊り、バカになってくれた。
でも「贈る言葉」で胴上げは次に来たときに取っておこう。ありがとうございました!またお会いしましょう。
冒頭で話したボギーをはじめて岡山に呼んでくれた市役所の職員、井上さんが見に来てくれて、なんと20年ぶりの再会!うれしかった!当時出してたカセットテープを持ってきてくれて、いろいろなつかしー。
ボタヤマオリンピックで共演した鶴さんも来てくれて嬉しかったし、なんと鹿児島からニシくんも来てくれた!岡山まで来ちゃうアクティブな男がやはりタコ踊りも一番に踊り出してくれた。
サウダーヂでそのまま打ち上げ、このピザめちゃくちゃ美味かった。
今日は会場すぐ目の前のホテルに泊まれるのでお酒が飲めるベイビー、ふだんは運転があるから飲めないけど、今日は飲めてうれしそう。これはモンドが撮影した写真、酔ってるのか、疲れているのか、どちらとも言えない良い表情だなあ。
さあ、ボギー家族ツアーは今日いよいよ最後の場所、愛媛へと向かいます!
ゴールはもう間近!!!
『夏休み!ボギー家族ツアー2016』レポ(23)愛媛サーカスbarワニとサイ編。へ続く。
『夏休み!ボギー家族ツアー2016』レポ(21)広島ONDO編。
8月20日。
ボギー家族ツアー広島編!いままで広島といえばいつもゴトウイズミちゃんのヲルガン座で歌わせてもらってたけど、今回はハローくんに誘われて初めての場所、音楽食堂ONDOでライブだよ!ONDOはこの音戸温泉という温泉施設のビル一階にあり、元々はフィリピンクラブ・エブリナイトだったそうだ。
わくわくするやん!
ONDOの周辺はまんま歓楽街で、この寂びれたレトロ感がたまらない。
ボギー家族ツアー広島編、昼の部はモンドの似顔絵屋さん。
まずはONDOの店長さん夫妻を描く。
結膜炎になっちゃったモンド、片目で似顔絵描くの大変そうだけど、めちゃくちゃ似てる(笑)。
この絵は、広島でとても愛されていたMACさんという方で、先日亡くなったんだそう。ONDOの店長さんがこの人を描いて欲しいって写真を持ってきてくれた。会ったことは無いけど、きっと優しくて素敵な人だったんだろうなあ。
今日は東京から山口から福岡からもお客さんが。
よく会いに来てくれるこちらのご家族、娘さんのちゅらちゃんがすごく絵が上手な小学生の女の子で、モンドの絵に触発されて毎日絵を描くようになったんだとか。
ちなみにこれがちゅらちゃんの絵。すごく味があるよね
モンドが毎日絵を描いて発表してることに触発されて絵を描きはじめたって人、実は他にもたくさんいるんだけど、そうやって知らず知らずのうちに誰かに影響を与えるって凄いことだなあと思う。
最後は3兄妹で主催のハローくんを描いた。
昼の部の間、ONDOではずーっとビートルズがBGMで流れてて、それに合わせてお店にあったカホンをテンちゃんが叩いたらやたらセンスがいいので本番でも叩いてもらうことにした(笑)。
夜の部、ボギー家族ライブ開始!今夜はとにかく子供たち3人のグルーヴが最高だった!
テレビでたまに見る〝子供なのに大人顔負けな演奏ができるスーパーキッズ〟はなんだか可哀想だ、そんな大人に教え仕込まれた演奏じゃなくて、本当に自由な子供たちのグルーヴのほうが良い。テクはいらん、ノリだけでいいのだ。
ライブ後はテンション上がりきった子供たちのギャグ大会になったんだけど、ラジオ体操をオリジナルの動きでやる遊びがめちゃ面白すぎた。本気で笑わすわ〜こいつら。
打ち上げは、鉄板焼き屋で。見に来てくれたカシナポのハクはモンドオリジナルの辛くて糞マズい鉄板焼きを食べさせられていた。打ち上げでのモンドは悪魔だ(笑)。
その夜はハローくんの家に泊めてもらう。ハローくんは、モンドやテンちゃんのTシャツを作ってくれてるシルクスクリーン作家なのだ。ツアー中に品切れになってたソニックテンちゃんTシャツとトートバッグを今朝追加で印刷してくれた!刷りたてホヤホヤ!ありがとう。
ホヤホヤTシャツ持って家族ツアーはいよいよ残り二ヶ所!岡山と愛媛いきます!!
『夏休み!ボギー家族ツアー2016』レポ(22)岡山サウダーヂな夜編。へ続く。
『夏休み!ボギー家族ツアー2016』レポ(20)高砂、本と。編。
8月19日。
お盆は福岡に一旦帰宅、そして再びツアーに出発!今日は兵庫の高砂銀座商店街の中にある本屋さん「本と。」でボギー家族ライブなのだ。
壮絶にノスタルジックな昭和の香りが残るシャッター商店街。
ほぼシャッターが閉じられた商店街のなかにひとつだけギトついたニオイをぷんぷんさせる事務所があったけど…。
経済経済、、経済中心で回し続けてきた日本の政治が、結果的にこの商店街のシャッターをすべて閉めさせることに繋がっているんじゃないかと思うとやるせない。全国各地にこんな商店街はいっぱいある。
シャッターの降りた高砂銀座商店街を子供たちが走りまわる足音と笑い声、きっと昔はこんな音が毎日聞こえていたんだろう。
商店街を裸足で走りまわる今ちゃんの足の裏…拭いたほうとまだ拭いてないほうを比較...わははは真っ黒(笑)!
そんな商店街の中にある本屋さん「本と。」でモンドくんの似顔絵屋さん開始。
なんだか個性的な人が多い(笑)。
静かな商店街の中でここだけがめっちゃ賑やか(笑)。
モンドは片目が結膜炎でまっ赤になってて描きづらそうだったけど、がんばってた。
似顔絵屋さんと同時進行で地元のミュージシャンの投げ銭ライブも繰り広げられている。
長谷川信也くん、はまだももえさん、箱庭、ケイブスくん、みんな素晴らしい音楽ばかりで、歌もギターも心地良かった。特にケイブスくんの中性的かつ音響的な音楽は、中毒性があったなあ。
夜の部にはカレー屋さんも出店、ピカソカレー。美味しかった。
ボギー家族ライブにはたくさんのお客さんが集まってくれて大賑わい!はじめて行く街にもお客さんが居てくれるって本当に感激する。それはもちろん呼んでくれた主催スタッフのみなさんの頑張りだと思う。ありがたい。
子供たちも全力でライブを盛り上げてくれた。
特にテンちゃんのテンション、すげえわ(笑)。
負けてらんないぜ!
エアコンあんまり効いてない店内は団扇が手放せないほどの熱気に包まれ、家族ライブも大盛況で終了!!!
みなさんありがとうございました!!
ありがたいことに物販もたくさん売れたし、今ちゃんもこのツアーでサイン書くのが上手になってきた。
「本と。」との出会いもきっかけはやっぱり「ヨレヨレ」そして「へろへろ」だ。今年の家族ツアー、ほとんどの会場が初めて行く場所で、呼んでくれたのも初めての主催の方が多かったのは、この本の影響がとても大きかった。どの会場でも「へろへろ読んで興味を持ったので来てみました!」ってお客さんがかならず何人か声をかけてくれて、その度に心の中で「鹿子さんにありがとう」って思った。
こちらが主催をしてくれた「本と。」の楠本さん。とっても優しいおかあさん。お世話になりました。
高砂の夜は打ち上げも盛り上がったなあ。モンドとのクイズ大会に間違えただけでこの有様に...。
ケイブスくんごめんな(笑)。
夜はこの日の音響廻りも全てやってくれた長谷川くんの家に泊まらせてもらい感謝!
高砂、また行きます!
『夏休み!ボギー家族ツアー2016』レポ(21)広島ONDO編。へ続く。
『夏休み!ボギー家族ツアー2016』レポ(19)四日市メリーゴーランド編。
8月11日。
ボギー家族ツアー、福岡を出発して22日目。今日は四日市にある本屋さん「メリーゴーランド」。このお店との出会いもやはり「ヨレヨレ」なのである。鹿子さんから「メリーゴーランド最高だから、店主の増田さんとボギーはぜったい会ったほうが良いから!」って推薦してもらって、今回のツアーにこの場所が決まったのだ。
すごくかわいいお店、ファンシー風ではなくて本当にファンシー。
通称「ヒゲのおじさん」こと増田さんが若い頃に始めて、今年で40周年という絵本のお店。
絵本や雑貨がいっぱいの店内。子供たちが遊ぶスペースもある。
今日はテンちゃんも今ちゃんも絵本やおもちゃ雑貨にすっかり夢中だから子守りの心配がいらないのがありがたい(笑)。
メリーゴーランドでのモンドくんの似顔絵屋さん。初めての町にも会いに来てくれる人がたくさんいるってすごくうれしいこと。今日も予約はいっぱい。
今日もモンドはひとりひとりと向き合い、そっくりに描いていった。
夜の部は3階のイベントスペースに移動してのボギー家族ライブ。ライブにもたくさんのお客さんが来てくれた。まるで近所の公民館のお祭りみたいな雰囲気で、子供も大人も楽しそう。メリーゴーランドがこの空気を40年かけて築き上げてきたんだろうな~って感じる。
共演のモノポリーズは5才の息子さんとお母さんのユニットがとても素敵だった。ほんとはバンドで活動してたけど、出産を期にソロ活動がメインに、物心つく前からお母さんのステージを見ていた息子さんが次第に曲を覚えて、自然な流れで一緒にステージにあがるようになっていったんだとか。つまり、我が家とよく似ている。
ボギー家族ライブは、限界を超えたあとちょっとランナーズハイみたいな状態になってきてどんどん絶好調なボギーとは対照的に、元気な子供たちもさすがに旅のつかれが出はじめていた。寝ぼけながらもステージだけはやり遂げた今ちゃん、毎日大声で歌って声がかすれてるテンちゃん、そして連日似顔絵屋さんとライブと両方こなしてきたモンド。
自分の出番終わったら眠りに吸い込まれるように熟睡する子供たち。
ライブは大盛り上がりで終了!!!!
終演後に物販が飛ぶように売れた!物販が飛ぶように売れると疲れも飛ぶ!ありがたや~。
打ち上げは2階の畳の間でスタッフの皆さんによる野菜をふんだんに使った手作り料理の数々。本当に美味しかったし、優しい味だった。珍しく眠り続けるモンドの代わりに宴会の盛り上げ隊長を務めるテンちゃん!人間ギター、人間ドラム、牛のマネなど大笑いした。
テンちゃんがこのツアーですごく成長したように思う。
メリーゴーランド店主の増田さんともいろいろお話したけど、エネルギッシュな人だな〜。やっぱり面白い場所を作る人は、まず第一に人が好き、人が好きだから人が集まる、人が集まるからエネルギーが集まる、場所に40年ぶんの人の歴史がある。
みなさん初対面なのにこんなに良くしていただきありがとうございました!お世話になりました!!
さて、家族ツアーはここで一旦福岡に戻る、お盆だしね。四日市から福岡まで、なかなか長い道のりだ。いちばん疲れが溜まってるのはきっとベイビーだろう。本当にこの人はタフだ。
関門橋を渡り3週間ぶりに福岡に戻ってきた!
お盆は福岡で過ごし、週末から再びツアー!残り兵庫→岡山→広島→愛媛を廻って家族ツアーはゴールインなのである。
『夏休み!ボギー家族ツアー2016』レポ(20)高砂、本と。編。へ続く。
『夏休み!ボギー家族ツアー2016』レポ(18)伊勢トーマス家編。
8月10日。
ボギー家族ツアー伊勢編!そもそもこの日はオフ日にする予定だったんだけど、トーマスが「今年も伊勢に来て!」という熱烈なるアプローチもあり、無理やり入れ込んだ伊勢編なのである、だから会場はトーマスの家(笑)。
まわりは田んぼ。
夏休みに親戚の家に遊びに来たくらいの気楽さである。
お客さんも玄関から入る。
トイレにカギは付いてない。
トーマスの奥さんの手料理が食べれる。
大きな猫もいる。
家族ツアーで廻る各会場の中で今日がいちばんホームパーティー感が強い。
だって家だからね(笑)。
かなりへんぴな場所にある民家なのに、それでも似顔絵屋さんにはちゃんと一般のお客さん来てくれて嬉しい。よく来れたなあ。
数日前まで予約がぜんぜん来ないとトーマスが嘆いていたモンドくんの似顔絵屋さんもめでたく満席に!ありがとう!!この日はとにかくお子さま連れが多かった。トーマス家は託児所と化す(笑)。


これがトーマス、見た目は完全に外国人だけど日本語しかしゃべれないハーフ。めっちゃイイ奴。

そしてこちらはトーマスの息子ゆうとくん。めっちゃかわいい。

トーマスも絵描きだ。ものすごく面白い絵を描く。今度ボギーが企画してる「ヨコチンロックカーニバル」のチラシもトーマスにお願いして描いてもらった。

すっごい絵だよね。
夜の部は家族ライブではなく「スナックボギー」!これはボギーと一緒に遊ぶだけの企画だ。そんな企画でもトーマスの友達がお客さんとして集まってくれた。
まずはみんなでボギーが集めているのど自慢やコロッケの面白映像を見て笑ったり。
クジ引きでみんなのあだ名決めたり(ゾンビ、汗かきタトゥー、酔どれ日本代表、潮吹きまさし、油あげ、びんびん、歯くそカルピス、ゲロまみれアレルギー、来夢来人、もやし、いなか、アナル大使、ハッピー、しょんべんちんぽ、ちぢれ麺。この日みんながつけられたあだ名)
キン消しで遊んだり。
優勝はモンドのサンシャイン!っていうかサンシャイン強すぎてずるい!
うまい棒食い当て大会では、トーマス夫婦が愛の力で見事3問正解!おめでとう!
みんなでタコ踊り大会もやった。
ただただ楽しく遊び続けるだけの宴会がひたすら続く(笑)。
今日の夜の部はずっとこんな感じで歌わない予定だったけど、モンドがうんこしに行ったので最後に「うんこ」を歌って、そのまま家族で「バカになりましょう」大団円!夜の10時すぎに民家のなかで大騒ぎ。
そのまま布団敷いてみんなで雑魚寝…(笑)なんか学生時代に戻ったみたいな感覚、こんなの楽しいよね。
翌朝も、ごろごろ遊んでくつろぎまくり。
ほとんど宴会しただけなのに、ちゃんとギャラまでくれてトーマスありがとう!
親愛なるトーマスファミリー!!また遊ぼうね!!!
今日は四日市メリーゴーランドへ、旅も終盤になってきた。
『夏休み!ボギー家族ツアー2016』レポ(19)四日市メリーゴーランド編。へ続く。