5月26日。
今日はボギー家族と知久さんで別府ツアーだ。
まずボギー家族ツアー別府編の昼の部は、スパイス食堂クーポノスの二階でモンドくんの似顔絵屋さん。
別府でのモンドくんの似顔絵屋さんは珍しくお年寄りが半分以上を占めていたので、実に味わい深い絵がたくさん描けました。
別府の映画看板絵師の松尾常巳さん(99歳)をモンドが描く。似顔絵師としては大先輩!
今夜ライブやる紙屋温泉の山の絵もなんと松尾さん作。
モンドの似顔絵のほか足踏みマッサージやパンの販売などもあり、
子供たちはわいわい遊び、お年寄りとお話しもできてゆったりした時間だった。
今ちゃんと同じ前髪にした小さな女の子とは夜の部までずーっと遊んだけど、ほんと可愛かったなー。
夜の部はこの裏手にある紙屋公民館でボギー家族ライブ。楽しい一日になりそう。
主催のすま子ちゃんはいつもよくこんな面白い会場ばかりみつけるよなぁ。すばらしい。
お客さんがぞろぞろと集まってきて小さな公民館はあっという間に人でいっぱい!
最初は地元の日野さんの弾き語り、お化粧してギャル服着たおじさんで、なんとも言えない不思議なキャラの人。ナチュラルに変人。
ボギー家族ライブ、あのかわいい女の子もステージに上がってきて踊ってくれたり、
今ちゃんは超自由気ままだし、
テンちゃん絶好調だし、
モンドもいつもよりヤル気あるし(笑)。
公民館はやんややんやの盛り上がり!
古い建物の二階なので床が抜けないか心配で、だから今夜は胴上げだけはやめとこうと思ってたんだけど、会場の飾り付けみたらやっぱりせずにいられない性分。畳の床がユッサユッサ揺れていた。
最後は知久さん。「順番、逆の方が良かったんじゃない?ぼくはあんなに盛り上げないよ」と笑いながら一曲目「おるがん」で「♪ぼくが死んだ日〜」と歌い出した瞬間にブレーカー落ちて真っ暗闇!めちゃくちゃ盛り上げてた(笑)。
さらに最後の曲「聴こえない歌」ではギターの音が突然聴こえなくなるという今夜はトコトン奇跡を呼び込む知久さんライブ。おかげで生声生ギターが聴けた。
ボギー家族のライブ中に、「ウチの子達たま大好きなんですよ、テンちゃん何の曲が好き?」って聞いたら「牛小屋!」って思いっきり柳原さんの曲で答えちゃったのウケたなぁ。モンドは「夕暮れ時のさびしさに」と答えて、そのおかげかアンコールで知久さん歌ってくれた!みんなで「アーイヤー」コール。
別府の夜は熱い盛り上がりだった。エアコンなくてほんとに暑かったというのもあるかもしれないが。
別府の夜。翌日モンドは中学の運動会なので、子供たちは先に福岡へ帰り。おれと知久さんだけ残って打ち上げに。
一軒目は中華洋食「一ニ三」。
どれもそんなバツグンには美味しくないんだけど、雰囲気はとても良かった。
二軒目は別府の名店「バー峰」へ。
いつ来てもここは時が止まっているように感じる。
マスターとにかく味わい深い。ボギーの本「呑み屋のはなし」にもバー峰のこと書いてるので一冊進呈。
バー峰は帰りに必ずオリジナルのマグカップをお土産にくれるのが嬉しい。おれこれで3個目だけど、毎回デザイン違うからそれも楽しみ。
もーちょい飲みたかったけど、知久さんが舟をこぎだす。さすがに四日連続ライブでお疲れの様子なので、ここらでお開きに。
お世話になったすま子ちゃん。しかし、いつも何かひとつ失敗をする。今回は宿のチェックインを忘れておれと知久さんの部屋の予約が取り消されていた…おかげで恐ろしげな謎のビルの空き部屋で寝ることに。いや、面白かったし、快適だったけど(笑)。
翌朝は、再びみんなと集まって、お昼はスパイス食堂クーポノスでごはん。
トマトとチキンのフォーを食べたんだけど、めちゃくちゃウマかった!これはライブの次の日の呑んだ胃に最高のスープだなぁ。サラダもチャイもぜんぶ丁寧なお味。
で、知久さんと温泉へ。別府の湯はどこも本気で熱い。ふたりで足ちょこんと入れてアチチアチチとひーひー言ってたら、地元のおじさんが入り方を教えてくれた。身体が熱さに慣れるまでまず何度もかけ湯して、そのあと湯に浸かる。上がって冷水を浴びまた湯に浸かる。風呂上がりの缶ビールは最高だった!
そのあと、児童館のお祭りに顔を出す。わた菓子屋のおじさんからもらったせっかくのわた菓子だけど、おれも知久さんもわた菓子が苦手…。
なんだかんだで最後の最後まで楽しい別府。知久さんも初めての街を楽しんでくれたみたい。おれは別府は毎年ライブに来てるけど、今回もやっぱり楽しかった。街並みが大好きだし、いい店たくさんあるし、優しい人もいっぱいいる。野良猫もいっぱいいる。
この街で活き活きと暮らしてるすま子ちゃん。今年も楽しい企画をありがとう!
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