7月28日。
隠岐の島を出発する前になかむら旅館のリュウくんが隠岐の島の摩天崖という絶景スポットを案内してくれた。
うひょー!すばらしい!!
天気がよかったらもっと壮絶にすごい景色らしいのだが、この薄い霧がかった景色も幻想的だ。
馬や牛が放牧されている。きれいな馬やな~。
でもそこらじゅう馬糞牛糞だらけなので、踏まないように歩かなきゃいけない。景色に見とれてるとウンコ踏むのだ。
知らない間に撮られてたウンコ越しのボギー家族(笑)。
この3日間はいい景色いっぱいみたなあ。心が洗われた。(ウンコは例外)
島に着いてからずっとモンドの看病で海にも行けなかったベイビーにやっと良い景色見せれたし、ご褒美に大好物のエビフライも食べさせてあげることができて満面の笑みゲット!
なかむら旅館に戻り出発の荷支度、いよいよ島のみんなともお別れのとき。
漂流物のオブジェにサインをするモンド。
なかむら旅館には言葉では言い表せないほど良くしていただいた。最後に記念撮影をしたあとも名残惜しくて子供たちがなかなか帰ろうとしないのだ。
島の魔女ことセラピストのてるみさんから出航前にもう一度モンドを診てあげるといわれ「島のほけんしつ」と呼ばれる場所に立ち寄らせてもらう。
泥を使って悪い成分を抜きとる治療をしてもらい、モンド、すいか食べれるくらいに回復して良かった。
帰りのフェリーに乗り込みいよいよ船が出るそのとき、出会ったたくさんの島民の方々が港に見送りに来てくれてびっくり!
なかむら旅館のみんなだけじゃなく島の魔女や昨日似顔絵を描いた人やライブに来てくれた人までいる。島でお世話になった人が次から次にどんどん集まってきてくれた!
それだけでも充分すぎるほど感動だったけど、出航のタイミングでボギー家族の「星のOHAKA」が港のスピーカーから大音量で流れ出したサプライズにはまさか!と思ったし、3日間遊んでくれたなかむら旅館の子供たちウタちゃんとハナちゃんが全力で船を追いかけて走ってきたとき目頭がツーンときた。「ありがとー!ありがとー!」と叫びながら隣りでベイビーは号泣していた。
今ちゃんもでっかい声で「またあしたー!」と叫ぶ。
明日はさすがに無理やけど、また必ず帰ってくるよと誓う隠岐の島。
見えなくなるまでずーっと手を振ってくれた島のみんな、こんな朝ドラの最終回みたいな素敵なお見送りってあるだろうか?隠岐の島に行って、船のお別れっていいもんだなあと思った。
帰りのフェリーの中、モンドはゆっくり身体を休めていた。早く回復しなきゃね。
「隠岐の島に住みたい」と言うほどまで心に隠岐の島での思い出がしっかり染み込んだテンちゃんは、最後の最後までなかむら旅館で仲良くなった若者たちとトランプしながら遊んでいた。彼らもまたそれぞれの旅に出るのだ。
港に到着し、みんなともお別れ。ママチャリで全国廻りながら路上で弾き語りしてる慎之介くんはこれから九州を廻るらしいので、もし見かけたら投げ銭入れてあげて。
さあ、ボギー家族ツアーはまだまだ続いていく、次は姫路だ!!!
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