2013年の4月から、毎日一枚似顔絵を描いてブログで発表する「モンド今日の絵」がスタート。

最初の一枚は北島三郎でした。


北島三郎


毎日描くようになって、モンドの画力はどんどんアップし、また絵のタッチもどんどん変化していきました。モンドが描く絵で、毎日ゲラゲラ笑うという日々。

モンドポストカード



親子の秘かな遊びは、ネットに毎日アップしはじめた頃から徐々に噂になっていきました。


モンドにとって大きな転機となる3人と出会ったのもそんなタイミングでした。



まず最初に声をかけてくれたのが、近所に住むフリーの編集者、鹿子裕文さん。

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「新しく創刊する雑誌の表紙をモンドくんにお願いしたい!」という依頼でした。


鹿子さんはすごく面白くて、かつアナーキーな人なので、そういう人が作る雑誌なら間違いない!と思い、ふたつ返事でその依頼に乗っかりました。


そうして創刊された雑誌が「ヨレヨレ」で、あまりの面白さに口コミで急速にファンを増やし、ここから「ヨレヨレ」は可笑しくなるよな快進撃が始まります。

 
 ヨレヨレ




ちょうど同じくらいのタイミングで「モンドくんに興味があるので取材させてもらえませんか?」というメールを突然送ってきたのが、編集者であり写真家でもあるあの有名な都築響一さん。

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フットワーク軽くひょいっと我が家へやってきてモンドの絵を見ては「すごいですね〜!すごいですね〜!」って写真を撮ったりインタビューをしたり。

そのとき都築さんが撮ってくれた写真がこちらです。

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この数日後、都築さんの有料メルマガ「ROADSIDERS'S weekiy」モンド特集が組まれ、それによってアッという間にクリエイターなどアート界隈、そして出版業界や放送業界にまでモンドの噂が広がるようになりました。



メルマガで紹介されたあといくつかの出版社さんから「モンドくんの本を出したい」というオファが来ましたが、どこよりも早く、そしてどこよりも熱意を持ってアタックしてくれた人がいました。


それがパルコ出版の小林大介さん。


小林さんは東京から福岡まですぐにモンドに会いにきてくれました。

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一時間ほどモンドと遊んだり、学校や遊びの話などたわいもない話をしたりしたあと、そのままボギーと居酒屋に呑みに行きました。そこで岡村靖幸がいかに凄いか!ということについて語り合い、意気投合したのです。

ビジネスの話はほとんどしませんでした(笑)。
 

この人なら信用できる。
この人なら愛を持ってモンドを世に出してくれる。


直感的にそう思えたのです。 



そう、すべては直感。
鹿子さんも、都築さんも、小林さんも、鋭い直感の人たちなのです。




2014年7月23日にパルコ出版から発刊された画集「モンドくん」は、あらゆる出会いとタイミングによって生まれた本であり、この一冊の中には、3才の頃から10才までのモンドがぎゅうっと詰まっています。


我が家にとっては宝物のような一冊です。


モンドくん本


ボギーのミニコラムあり。

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一年間で描きまくった200人以上の似顔絵がずらり並び。

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そして写真家・川島小鳥さん撮り下ろしのフォトアルバムまで収録されています。

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かなりボリュームたっぷりな内容です。


全国の本屋さんで売ってますので、ぜひぜひ読んでください。
親御さんからお子さんへのプレゼントにも良いかもしれません。




とうわけで、モンドが3才から10才までの絵と成長の記録を長々と書いていきましたが、いかがでしたか?自分自身、モンドと向き合うことでたくさんの発見があったり、成長できたり、いろんな経験をさせてもらっています。文章を書くことで、改めて感じることが出来ました。



最後にひと言、シメの言葉をいうとすれば.....



子育てって面白れえ〜〜〜〜!!!!



ですね(笑)。 

 
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