モンドが8才の頃、バンド仲間たちと大勢で別府温泉旅行に行きました。
その夜、旅館でモンドがおこづかい欲しさに始めた商売が「にがおえやさん」でした(笑)。

そのときに描いてもらったボギーの似顔絵。

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 白黒は100円、カラーは200円。
一晩で2000円くらい稼いだモンドは、たいへん興奮していました。


それ以降、ボギーがライブをやるイベントなどに時々「モンドの似顔絵屋さん」は出店するようになっていったのです。


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もちろんおこずかい欲しさで(笑)。


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最初はVooDooLoungeやJUKE JOINTなどライブハウスで描きはじめました。

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サンセットライブなどの野外イベントでも。

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倉庫やお寺や中華料理屋やいろんな場所で描きました。

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電車の中でも。 

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家に遊びに来た友達も。

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こうしてモンドの似顔絵屋さんは、実戦で鍛われてきたのです。

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「似顔絵屋さん」によって自分の描く絵で「人が喜んでくれる」ということを知ったモンドは、徐々に描くスタイルが変わっていきました。


描いている絵を途中で見せないよう隠しながら描く「立て膝スタイル」を生み出したのも、きっとモンド流の「人を喜ばせたい」という気持ちから始まったパフォーマンスなのです。 


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今でもモンドは「似顔絵屋さん」をやり続けています。呼ばれればどこへでも出張して描いています。モンドはいろんな場所に行って、いろんな人に会うのが一番好きみたいです。


モンドのほんとうの才能は、もしかしたら「絵が上手い」ということよりも「人が大好き」ということなんじゃないかと、時々思います。




モンドのエピソード話、ほんとはここで終わるつもりでしたが、もうちょっとだけ描いてみようかな(笑)。 


つづく。