再び絵を描き出したモンドは、幼少時のような自由な発想の代わりに、見たものを見たまま感じたままに描くと言う描写力が備わっていました。

それを強く感じたのが、この絵を描いた日のことです。


 お葬式のあとのお父ちゃんとお母ちゃん のコピー のコピー


大事な友人を亡くし、お葬式から帰ってきた日のスケッチ。

疲れ果てた表情のお父ちゃんとお母ちゃんの姿をモンドは繊細なタッチで描き上げました。


この絵を見て、はっきりと「この子は、絵が描ける!」と思いました。



それからライブハウスや練習スタジオに連れて行きスケッチさせたり。


「ライブ中のお父ちゃん」 スケッチ)

DSC03839 のコピー



「スタジオで練習するお父ちゃんのバンド」 (
スケッチ)

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家では好きなミュージシャンのレコードなどを見せて、「あれ描いて〜、これ描いて〜」とリクエストし、モンドが描くという「遊び」が始まったのもこの頃です。


「ビートルズ」

レットイットビー のコピー



「ジェームスブラウン」

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「ジャニスジョプリン」

ジャニス



そして自分が福岡に呼んだりするミュージシャンの似顔絵をモンドが描き、それをチラシやポスターなどに使用するようにもなりました。


「ヒカシュー」

モンドヒカシュ〜 2 のコピー


「三上寛」

三上寛


「遠藤賢司」

遠藤賢司



モンドが9才の頃の話です。


つぎはモンドが似顔絵屋さんをはじめたきっかけ、について話します。

つづく。