6月7日の日記にチラッと書いてた“この絵”にまつわるちょっと良い話。
ブックスキューブリックの似顔絵イベントで約6時間に渡って似顔絵を描いたモンドが、終わって遊んでた1Fの本&雑貨スペース。2Fでは大人たちが懇親会で盛り上がってた時間だ。
レジ前で見つけた白クマの小さな人形。
お母ちゃんが白クマ好きなのを知ってるモンドは、この人形をお母ちゃんに買ってプレゼントしてあげたいと思ったらしい。白クマの人形の値段は、339円。でも財布を家に忘れてきたモンドのポケットには1円も入ってない。
そこでモンドは、手に持っていたペットボトルの蓋や、お菓子のゴミを隣りに居た小林さんやレジの店員さんに必死に売りつけようとしたらしい(笑)。
しかし、さすがにゴミは売れない。
そこでモンドは画用紙とペンで絵をサラサラ〜っと描いて「これ339円で買って〜!」と。
このラクガキのような絵に339円の価値があるかはさておき、お母ちゃんにプレゼント買いたいっていうその可愛い気持ちには価値があるんじゃなかろうか。
このラクガキのような絵に339円の価値があるかはさておき、お母ちゃんにプレゼント買いたいっていうその可愛い気持ちには価値があるんじゃなかろうか。
なんだか感動しちゃった小林さんはこの絵を339円で買い、おなじく感動しちゃった店員さんは買った白クマの人形を丁寧に丁寧にラッピングしたそうだ。
にこにこ笑顔で2Fに上がってきた小林さんが、買った絵を見せながらその話をしてくれて、俺はかなりじーんときた。
白クマ貰った奥さんも、嬉しそうに涙ぐんでたよ。
ふだんガミガミ怒ってばかりの奥さんと、怒られてばかりのモンドだけど、しっかりちゃんと愛で繋がってるんだな〜と安心した。
ささやかな可愛いエピソードなんで、記念に記しとこう。
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